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幼児・学校検診で聴覚異常を指摘されたら|みのり耳鼻咽喉科・佐倉市ユーカリが丘の耳鼻咽喉科

幼児・学校検診で聴覚異常を指摘されたら


学校検診や乳幼児検診にて「難聴の可能性」を指摘されて、初夏から秋にかけて「うちの子は難聴なのでは?」と心配されて来院されることが多く見受けられます。

お子様の学校等で受ける聴覚検査は、音を聞いてボタンを押すまたは手を挙げる方法で行います。そのため、音を聞く環境が周りに雑音が多かったり、お子様自身が検査に飽きてしまったりすると本来聞こえていた音でも反応しないため「聞こえていない」と判断されてしまう可能性があります。

難聴疑いのお知らせを持って当院に受診された場合には、まずは耳垢や中耳炎がないかなど耳内を拝見し、その後当院でも学校等で行うのと同じ方法(ボタンを押す、または手を挙げる)で、もう少し多くの音域で聴力検査を行います。聴力検査の結果はお子様の検査に対する意欲などで正しく結果が出ない場合も多いため、加えて新生児のスクリーニング検査でも使用されるOAE(耳音響放射)という検査を行うことで内有毛細胞が正常に機能しているかを検査し、自宅や学校生活での難聴を疑う行動などがあるかも加味して最終的に「難聴の可能性」を判断します。

大抵の場合はこういった過程で判断すると「異常なし」ということになります。一部のお子様では、風邪やアレルギー性鼻炎などで滲出性中耳炎に気づかないでいるケースも見受けられ内服で治療開始をする場合があります。実際にこういった中耳炎などの病気もなく、明らかに難聴が存在しそうであり精密検査などを行うケースはごく稀です。

まずは慌てずに、ご自宅で聞こえが悪いような(テレビの音が大きい、呼びかけに反応が鈍い)などの様子があるのか。家系などに難聴者が多いのかなどの情報収集を行い、受診時に情報提供をいただけるとより正しい診断につながります。

 

 

上に書いたようなことを踏まえて。受診の指示の紙をもらったら、本当に病気が見つかる可能性は少ないですが、念のため確実な受診をお勧めいたします。