アレルギー性鼻炎
〒285-0850
千葉県佐倉市西ユーカリが丘4-1-5
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎といっても、大きく2種類あります。
花粉症に関しては今や日本国民の4人に1人となっており、国民病とも言えます。
どちらも治療はまずは原因となる物質の回避が大事です。
ハウスダストやダニではよく掃除する、布団をよく干すなど、花粉症ではマスクやメガネでなるべく鼻から原因物質を吸い込まないように努力します。
その上で、下記のような治療が選択肢となります。
症状や生活状況などに合わせた治療を、受診をしていただきご相談した上で提案をしてゆきます。
手術治療、舌下免疫療法、薬物療法はアレルギー性鼻炎のそれぞれ違うポイントに作用するため、病状や目的に合わせて治療を組み合わせます。
内服薬や点鼻薬などを症状の重症度や生活環境に合わせて組み合わせます。
症状の比較的軽い方には手軽で、最近では新薬もどんどん登場していますので有効です。
ただ、中止すれば症状への効果は無くなります。また、重症の場合は、複数の組み合わせでも症状の改善が難しい場合があります。
当院ではレーザー治療が対応可能です。花粉症よりも通年性のアレルギーがあり、鼻づまりが強い方には特にお勧めです。鼻の中の下鼻甲介という部分の粘膜を焼き縮めます。
粘膜を焼くことで、
手術は局所麻酔で日帰りにて行えます。
手術時間は前処置の時間も合わせて30分程度です。
鼻の中の状態が落ち着くと、鼻づまりだけでなく、くしゃみや鼻水の低減にも効果が期待できます。
当院ではスギ花粉症およびダニアレルギーに対する舌下免疫療法が可能です。
原因となるスギ花粉およびダニの抗原を錠剤としたものを毎日舌の下で溶かして飲み込みます。
毎日続けることで体内でのアレルギー反応を起こしにくくする効果が期待できます。(場合により根治が期待できる唯一の治療です。)
通年性アレルギー(ダニアレルギー)で一年中内服などでも鼻炎のコントロールが不十分であったり、花粉症の時期の症状が重症の方にお勧めです。慣れてきても月に1回の通院、少なくとも3年以上の治療が必要になります。