当院の薬剤状況
- 2022年12月4日
- お知らせ
ニュースでもだいぶ報道されるようになりましたが、当院でも第7波の頃から、ポツリポツリと処方できない薬剤が増えてきていよいよギリギリの状況が続いています。
薬剤業者にお聞きすると、コロナの影響で、コスト面及び患者急増に伴う需要面の両方のようです。
簡単に言うと風邪症状に対する薬剤が、大人も小児もかなり不足してきております。
漢方の咳止め(麦門冬湯 等)喉の炎症止め(小柴胡湯加桔梗石膏 等)。
西洋薬では、テレビで放送されている喉の炎症止め(トランサミン)です。これは数ヶ月前から全く無かったり、ギリギリの状況がかなり続いています。
さらに、最近では痰切り(ムコダイン)、咳止め(メジコン、アストミン)などが無くなったと何回か知らせを受け、代替え品や錠剤を小児粉末やシロップに変更したりとお願いする場面も増えてきています。
そうならないことを願いますが、いよいよ『保険適応では処方できないので市販薬を購入してください』とお願いする日が来てしまうのか?と頭をよぎる時があるようになりました。
これは誰にお願いすれば良いのか、なんとかなるのか?不安があります。