オンライン診療を始めてみて
- 2020年5月3日
- コラム
コロナウィルスの拡大に伴って、院内やスタッフの感染対策やオンライン診療の導入、医療体制変化への対応など大分目まぐるしく情勢も変わり、あっという間に1ヶ月以上が経過してしまいました。佐倉市でも医師会主導でPCRセンターの本格始動準備は整ってきており、開業医の我々にもPCRセンターの検査業務の要請が来ました。いよいよ時はきたという感じがします。このまま、収束するのを願うばかりですが、長期化する場合の準備は裏で着々と進んでいます。
日々全国や地域の感染情報に我々も皆様も敏感になり、忍耐が必要な時期です。ともに頑張りましょう。
当院でもオンライン診療を4月末から開始してみました。医師は自分のみなので、通常の外来診療の合間にオンライン診療を行っている為、そこまで件数はこなせませんが、やってみて思うことはもともと病状が落ち着いていて、何度か面識もある方の診察はすごくスムースで、良い選択肢という感じがします。しかし初診に関しては、所見なしで病状のお話のみなので通常診療よりも話をじっくりしないと処方が難しいという印象です。コロナ下での現状では、感染防止および様々な事情で受診困難な状況下ですごく良い選択肢と思います。病状が把握できている方の再診については、今後も患者さんの利便性を上げる良い選択肢となることは間違い無いかなと思いますが、初診についてはやはり特例なのかなと実感します。
ひとつ明るい話題です。当院の隣のレストラン(開業予定)のお庭に鴨が最近お住まいのようです。昨日朝、自分の部屋の外にいきなり来てガーガー言っていたのでびっくりしました!?今後もっと増えるか!?昼間はどちらかにお出かけしています。