インフルエンザ予防接種の予約及び今後
- 2020年9月18日
- 予防接種
9月14日より当院10月1日からの予防接種の予約受付を開始しました。
インフルエンザ予防接種のワクチン供給は、例年時期により入荷にムラがあります。
そのため、予防接種予約期間の全期間を最初から解放することが困難で、当院では予約患者様に接種できないということが生じないようワクチンの入荷数に合わせて徐々に開放しています。本年は、例年より当初の入荷数は多いとの情報です。
今年度は9月14日に10月1ヶ月分の予約枠を開放しましたが、当日午前中には全て埋まってしまいました。11月以降分につきましては開放方法を考えて、10月上旬には予約枠を解放する予定です。これは例年と比較すると異常事態です。
政府やマスコミの報道のため、皆さん大変ご心配なことと思います。インフル予防接種の需要が非常に短期的に集中することが予想されます。
このままだと、予約無しで接種可能な病院などは患者様が殺到することが予想されるかと思いました。
早期の接種を政府が推奨はしているので、あくまで個人的な意見ではあるのですが、報道でもあるようにインフルエンザ感染は現在例年よりかなり少ない(1000分の1)、実際に診療していてこの夏は溶連菌感染症、アデノウィルス、ヘルパンギーナなどの患者は非常に少数(例年の10分の1以下)でした。一般的な感染症も皆さんの感染対策にて非常に少ない状況です。
個々に事情はあるかと思いますが、比較的リスクの低いとされる高齢者以外の患者様は、予防接種は例年通りと同じ意識で考えていれば良いのかと思います。
過剰に早く打ちたいと病院に殺到する方が危険かなと危惧してしまう次第です。どうか冷静に。