高容量インフルエンザワクチンについて:高齢者対象
インフルエンザ高容量ワクチン(エフルエルダ@)が本年10月に発売開始となります。
当院でもこちらのワクチンの接種も開始する予定です。
今回このワクチンが接種開始となる背景として、
インフルエンザワクチンを接種しても、年齢とともに免疫誘導効果が低下するため、ワクチンの効果が低下し重症化しやすくなることが判明しています。

高容量ワクチンは、従来のインフルエンザワクチンより優れたインフルエンザウィルスに対する免疫誘導効果を持っていることが判明しており、すでに諸外国にて使用されています。
また、米国・カナダなどでは高齢者への接種が推奨されています。
日本でも、本年度から60歳以上の方はインフルエンザワクチン接種に関して、従来ワクチンと高容量ワクチンの2つのワクチンからどちらか選択することになる予定です。
ただし、地域により補助金額なども異なることになるようですので、以下に高容量ワクチンに関し現在判明している部分をまとめます。
高容量ワクチン(エルフエルダ@)について
接種方法:従来ワクチンは皮下注射ですが、高容量ワクチンは筋肉注射(コロナワクチン同様)となります。
副作用:接種部位の発赤や熱感などは従来ワクチンより僅かに頻度が高い程度。アナフィラキシーなど重篤な副作用は従来と同等。
接種対象:従来ワクチンは、今まで通り全ての年齢で接種対象。65歳以上が公費助成対象。
エルフエルダは、60歳以上でなければ接種できません。また、75歳以上が公費助成対象予定です。

接種費用等:従来ワクチンは昨年同様程度となる予定ですが、エルフエルダについては未だ詳細不明となっております。
佐倉市において当院でも接種を行う予定ですが、まだ詳細などについては各自治体でも決定していないとのことですので、追ってお知らせいたします。
60歳以上、特に75歳以上の患者様におかれましては、今後の情報にご注目いただけますと幸いです。
